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構造・間取りの基本

賃貸併用住宅の設計で気をつけるべきことについて解説しています。

賃貸併用住宅ではプライバシーへの気配りも大事

オーナーと入居者が一つの建物に同居する賃貸併用住宅の場合、オーナーの自宅と賃貸スペースの住み分けを明確にすることが重要です。プライバシーを守れる間取りと設計が不可欠となります。

これは、オーナーにとっても重要なことですが、部屋を借りる人が最も気にするポイントでもあります。玄関の場所、窓やベランダの位置なども重要です。オーナー家族も賃貸の入居者もできるだけ顔を合わせることなく過ごしたいからです。

また「音」にも気を配る必要があります。階段を上り下りする音が響かないかどうか、話し声が響かないかどうか。防音設備も大事になりますし、防音効果の高い鉄筋構造にするなど、互いに不満要素が出ないような設計を心掛けてください。

音は上下より横のほうが響かないと言われているので、それぞれの部屋を並列に配置するのも一つの方法です。プライバシーを守る設計については、経験の豊富な設計者や施工業者のアドバイスが不可欠なので、しっかり相談しましょう。

様々な間取りと構造

賃貸併用住宅とは、オーナーの自宅住居部分がある賃貸マンション・賃貸アパートのことですが、様々なバリエーションがあります。例えば1階にコンビニなどの店舗が入る設計のものもありますし、戸建住宅タイプなどもあります。

1階が住居で2階以上を賃貸部分に、または最上階を住居とするなど、フロアで区切る場合もありますし、1階と2階、それぞれに住居と賃貸部分を分けるケースもあります。

アパートタイプ、ビルタイプ、住宅タイプと種類や規模も様々ですが、賃貸部分を1DKにするのか、ファミリータイプにするのかなどは、エリアのニーズをしっかりと探ってから決めるのがベターです。例えば、通勤に便利な場所で独身のサラリーマンが多いエリアなら、一人暮らし用の間取りにすることでニーズに応えることができます。

エリアのニーズについてリサーチしてくれる建設会社であれば、具体的な提案やアドバイスを受けられるはずです。賃貸併用住宅のノウハウを抑えた業者を選ぶようにしてください。